岡田解任のタイミングはあったか?

 中立地でベスト16。良かった、嬉しい、だけではなくて、いろいろ考えてみようとしている。例えばここまでの経緯だ。
 現在は岡田監督万々歳だが、W杯開始前、サッカーファンの間では岡田解任論が席巻していた。
 さて私はというと、悲観論に陥ってはいたが、今年に入ってから「岡田やめろ」とは書かなかった筈である。

 その理由のひとつは、
いわゆる岡田解任派の人はこれでさらに声をでかくするのだろうが、正直、監督を変えても問題の解決にはならないような気がする。(日本0-2韓国(生観戦) ここまで酷いとは思わなかった
 監督より選手の問題が大きいのではないかと思っていたこと。

 もうひとつは、
岡田監督については、批判も多いけれども、私はある程度受容している。しょうがないかなと。(日本0-2コートジボワール 日本代表はやはり日本代表なのだと
 恐らく岡田監督は日本サッカーの持つ力をそのまま出す人だろう。それがどんな酷いものであれ見てみたい、という思いがあった。

 そして、解任するにしても時期を逸している、と感じていた。

 さて、監督解任にはそれ相応の理由がいる。ひとつはW杯予選通過が危うくなっていること(加茂解任はこれだ)、もうひとつは設定したノルマが達成できなかったこと(ファルカン解任がこれ)、最後に内容と結果が悪く回復の見込みが無いことである。
 ここで岡田監督が就任してから、W杯までの戦績を考えてみる。
 2008年にまずW杯3次予選があった。バーレーン相手に酷い試合をしたが、この3次予選を日本は通過した。
 2008年9月からW杯最終予選が始まった。これも概ね順調に推移し、W杯出場を世界最速で決めた。
 欧州遠征で親善試合(オランダ戦・ガーナ戦)、アジアカップ予選、南アフリカ遠征。ここで破綻はない。2009年に負けた相手は、オーストラリアとオランダのみ。アジアの強豪とW杯優勝候補だ。ここまではやめさせる理由はない。
[補足]2009/1/28アジア杯バーレーン戦で負けていたのを忘れていた。もっともそれを考慮してもこの文の大意は変わらない。

 やはり、今年に入ってからだ。

2/2 0-0ベネズエラ   国内組
2/6 0-0中国      東アジア杯、国内組
2/11 3-0香港      同上
2/14 1-3韓国      同上
3/3 2-0バーレーン   海外組を加えたベストメンバー
4/7 0-3セルビア    国内組
5/24 0-2韓国      23名発表後
5/30 1-2イングランド  同上
6/4 0-2コートジボワール 同上

 ベネズエラ戦、東アジア杯は内容も結果も悪かった。3/3のバーレーン戦は内容も良く、評判も良かった。そしてセルビア戦、韓国戦と酷い試合をした。
 困ったもので、ベストメンバーを揃えたバーレーン戦だけ良かった。となると、
「ベストメンバーが揃えばワールドカップでもいけるのではないか?」
という期待が生じる。
 その期待は5/24の韓国戦で裏切られるわけだが。

 ところがこの韓国戦後に監督交代となると遅すぎるのだ。

 例えば、監督をオリベイラに替えたとしよう。オリベイラとしたのは、Jリーグで最も実績のある人を仮に持ってきただけで他意はない。
「中盤のコンダクターはもちろん小笠原だ。中澤は衰えが見えるときがあるから、センターバックは岩政と闘莉王だ。センターフォワードは興梠とマルキーニョス、というわけにはいかないから、興梠と前田遼にしよう。なにしろ前田遼は得点王だから当然だ。もちろんツートップだ」
 こんなことになりそうな気がするが、これは岡田監督時とは全く違うチームである。当然合わせるのに時間がかかる。最低でも東アジア杯直後、くらいでないと間に合わない。
 だが、東アジア杯は2月のコンディションが悪い時期でベストメンバーも揃わず、監督に責を負わせるのは難しい。

 セルビア戦まで来るともう時間が無い。もし替えるとしたら、「日本を良く知った、つまりメンバーやシステムをあまり替えないですむ、モチベーターとして優れた監督」でないといけない。監督が替わるのは選手にとって衝撃であるから、優秀なモチベーターであることも重要だ。
 例えばシャムスカが都合よく来てくれるか? そんな話だ。シャムスカでうまくいくとも限らないが。

 こうしてみると、監督交代には難しい経緯を辿ってしまったのは間違いない。

 5/24の韓国戦を直接見て、私は絶望的な気分になった。しかし、監督交代には遅すぎる。
 私はもう、岸を遠く離れた泥船に乗ったような気分でいた。岸に帰ることはできない。沈む泥船を見守ろう、そんな気持ちだった。

 結果として、岡田続投という協会の判断は正しく、日本代表が乗っていたのは泥船でもタイタニックでもなかった。
 こんなことになるとは、予想もつかなかった。

 それからの日本代表に何が起きたのか。

この記事へのコメント

7月11日は参議院選挙投票日
2010年07月10日 21:07
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【 それぞれが日本の為に出来る事 】



全敗とまで言われていた
サッカー日本代表。

控えやスタッフも含め、
全てのメンバーがチームの為に尽したから
あれだけの強さを見せたのでしょう。

国作りも同じような気がします…。


国民の政治無関心の皺寄せは、
結局、選挙権の無い子供達が、
背負う事になってしまいます…。

〝 私は政治に興味が無い 〟と、
無関心のままで良いのでしょうか?


7月11日は参議院選挙投票日です。

たかが一票と適当に入れずに、
調べられる範囲でしっかり調べ、
人の意見に左右されずに、
自分の考えを持って投票しましょう!


全ては、まず一票から…。



ps.

今回、私がこちらのサイトにおじゃましたのは、
多くの方々に少しでも政治経済について
少し考えて頂きたかったから…。

浅い考えの未熟な内容ですが、
少しでも参考にして頂けたら幸いです。

長文でご迷惑をおかけしました。


では…失礼します。





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