日本0-2コートジボワール 日本代表はやはり日本代表なのだと

 闘莉王だね。
 オウンゴールはともかくとして。いや、闘莉王を起用する以上、ある程度のおバカは覚悟しなければならない。織り込み済みとは言わんけど。だが、ドログバを怪我させたのは。
 わたしなぞ、今でも四年前に加地を怪我させたシュバインシュタイガーのことを忘れていないんだから。いったい闘莉王は何万人、何億人に恨まれることやら。
 闘莉王ならアフリカの呪術師に呪われても平気か?

 さて、戦評など書こうと思ったのだが、それよりもこれがW杯前最後の試合なので、もっと大雑把な感想を。
 日本代表はやはり日本代表なのだと。
 アジアの中では上位、一位じゃないね、韓国とオーストラリアよりは下だが、まあW杯に出られる程度には上位だ。でもW杯となるとたぶん大したものではない。ベスト16を目標にして、よほど運が良ければどうだか、くらいな。今回籤運は無かったな。
 大したものではない、という認識が得られること自体、十何年か前に比べれば大した進歩なんだけど。

 岡田監督については、批判も多いけれども、私はある程度受容している。しょうがないかなと。
 日本人監督の中ではやはり実績を残した人で、それなりの実力はあるし、それなりしかないようだけど。
 下手に名監督だと実力以上のものを引き出すわけなんで、その時は良くても後が大変だったりする。その監督が去ってから。例えばボラの後の中国がどうなった、とか。
 負けが込むとパニクったり下手な冗談言ったり言ってることがぶれたりって、いかにも日本人的じゃないかな? そんな監督しか持てないんだろう今の日本は。それが等身大の日本代表監督だ。
 彼らは私たちなのです、ってのは監督も含むものなんだろう。仮に監督は日本人以外の人になっても、監督を選んだのは日本人なんだから、日本人が選べる監督以上の監督は選べない。

 試合が終わって思ったのは単純な話で、ドログバが怪我してもコートジボワールのほうが強いということ。
 それでグループリーグを見ると、カメルーンは状態が悪いみたいだが、オランダとデンマークはいいみたいだし、この欧州二チームに勝つ絵がどうも浮かばない。
 素人の私の考えが誤りならいいのだが、韓国・イングランド・コートジボワールと戦ってみて、それは自分がなんとなく思っていた日本代表の現在地とそんなにずれはなかったかなと。
 ずれというなら、認識のずれよりも試合ごとのコンディションの幅のほうが大きいくらいかなと。

 だから、日本代表はやはり日本代表なのだと。
 たぶん、あなたがサッカーファンなら、あなたの認識する日本代表の強さと現実の日本代表の強さは、そんなに違いは無いんじゃないか。希望と現実、あるいは失望と現実を取り違えてしまわない限りは。

この記事へのコメント

エスカルゴ
2010年06月06日 02:26
ひさしぶりにお邪魔しました。水谷さんのコメントを読みたくて。
やはり私もイングランド戦で淡い期待をしましたが、やはり完全に裏切られました。ほぼ、水谷さんのご意見に同意なのですが、岡田監督については違う意見です。日本の不振は岡田監督の能力不足によるものが大きいと思っています。同じ選手でも、監督が変わったことによってかなり違ったチームになる、ということはよくある話です。日本の実力は水谷さんのおっしゃる通りだと思いますが、他の監督ならここまで酷い試合はしないと思います。岡田氏が日本人の代表というのはあまりにも情けなさすぎで、コメントしたくなりました。
水谷秋夫
2010年06月06日 07:03
エスカルゴさんのような考え方をする人が現在は多数いるのでしょうし、私はこの監督と代表の結末が見たいので、目が曇っているのかもしれません。反論はしません。

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