ラトビア2-2日本 中田英へのインタビューを聞いて

 まず試合感想のメモランダム。
・高原のゴール。ああいう遠距離ゴールは枠に入るだけでも大したものだ、というか、たいがい枠に入らなくて「何を無駄なことしてるの」となるのが大半なのでびっくり。
 いくらキーパーが前に出ているにしたって、コントロールとボールスピードが無ければゴールにはならない。大した身体能力である。
・中村のPKは毎回危なっかしい。彼はFKでは名手だがPKは全然名手じゃない。他の人に蹴らせた方が良くないか。
・後半途中から足が止まってしまった。そこが追いつかれた最大の原因。東アジア選手権の中国戦みたい。コンディション、ペース配分、交替。要因はさまざまであろうが、克服してもらいたい。中国戦と違ってサブを集めたわけじゃないんだから。
・中田浩……、何で横パスしたんだろ。全然プレッシャーかかってないのに。この優れた守備的マルチプレーヤーは、ときどきこういう大呆けをかましてくれる。だからマルセイユでも信頼されずにレギュラーが取れないんじゃないかと邪推。
・リガの観客は少なかったが、観客席の盛り上がり方には好感が持てた。

 ところで試合後の中田英のインタビュー。
インタビュアー「前半かなり攻撃的に良い形も出来ていたと思うんですが」
中田英「はい。で、なんでしょうか」
 一瞬、場が凍っていた。

 中田英はインタビュアーの質問に答えようとする人だ。勝手に相手の言葉を引き取って話をしてくれる人ではない。インタビュアーはそこがわかっていない。インタビュアーの発言が質問の形になっていなければ、彼は答えない。
「前半良い形の攻撃が出来ていたのはなぜでしょうか。連携上の問題はなかったのですか」
「後半良い形の攻撃が出来ていなかったのはなぜでしょうか。疲労のせいですか」
 これは一例だが、答えのある質問、最低でもYes, Noどちらかを返せる質問でないと中田英は答えてくれない。質問になっていないのだから答えられないじゃないですか、というのが彼の理屈である。
 そろそろインタビュアーも、わかってきて良い頃と思う。

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