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zoom RSS 日本2−1ニュージーランド 代表サバイバルの中で

<<   作成日時 : 2017/10/07 15:42   >>

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 ニュージーランド代表は11月に南米5位と大陸間プレーオフを戦う。すでにW杯出場を決めた日本と違い、彼らにとってこの試合はプレーオフに向けた重要な準備試合ということになる。
 試合前、ニュージーランドDFサム・ブラザートンは「(大陸間プレーオフの)11月までにそれほど時間がない。そんな中、日本は本番を想定した相手として申し分ないと思う。彼らはボールを持ったら巧みに相手ゴールに迫るし、南米のチームに通じるテクニックも持っている」と語ったそうである(GOAL.com)。
 日本サッカーは長い間、欧州・南米を目標としてきた。その日本が南米に通じるなどと言われるのは面映ゆいところがある。1970年代あたりの弱い日本代表を見てきた人に、「日本が仮想南米なのだそうです」と言って感想を聞いてみたい。なんと答えるだろうか。

 一方の日本は代表サバイバルだという。W杯出場が決まってからW杯抽選会でグループリーグの相手が決まるまでの間は、目標がはっきりしない時期である。この時期、レギュラー選手を固めている代表監督の場合は、アジア仕様のチームをW杯仕様と変貌させるべく、戦術の洗練と連携の充実に取り組む。しかしレギュラーを固めない監督だと、誰が23人に入りさらに誰が11人に入るのか競争を促すことになる。
 ただ、選手間競争を煽りすぎると本番でどんなサッカーをするのかなおざりになりがちでもある。私の記憶ではかつて代表サバイバルをもっとも強調していたのは、U-23代表監督だった時期の山本昌邦氏だ。彼の率いたアテネオリンピック代表がどうなったかを思い出すと、あまり良い気分にはならない。

 試合開始直後は日本の方が良かった。大迫がサイドに流れるなどして武藤とよく連携を取っていた。ただ、シュートだけが決まらない。ゴール前で蹴るときの体の向きや体勢が悪く枠を外す場面が目立った。ドルトムントで試合に出るようになってきた香川は、ボールを持ち込むか離すかの判断が悪くブレーキになっていた。もっとも香川がポストに当てたシュートが入っていたら、ここに書いていることがまるっきり逆になっていただろう。サッカーは紙一重だ。
 前半途中から日本優勢の流れは終わった。ニュージーランドのディフェンスで、誰が誰を見るといったことが整理されてきたのだろう。

 後半早々の50分にPKで得点出来たのは幸運だった。もちろん判定に間違いはない。そのPKを大迫が蹴ったのはエースの自覚というものだろうか。
 だがそこからニュージーランドの流れになった。長谷部がいないとバランスが取れないのか。59分のニュージーランド、ウッドの得点は吉田と酒井宏が挟んでいたのにヘディングシュートを打たれた。これは吉田と酒井宏を責めるよりも正確なクロスを上げたロハスとそれを決めたウッドを褒めるべき。問題があるのはロハスに正確なクロスを上げられたところだ。対応していたのは井手口と長友。W杯本番でもスタメンに入りそうな二人だけに大いに反省すべし。

 60分に交代で入ってきた小林祐は良かった。シュートにつながるパスを簡単そうに出していた。。
 だが、その後もニュージーランド優位の時間帯だった。それが一変したのが70分に入ってきた乾。彼のドリブルに翻弄されてニュージーランドが前に出られなくなった。もっとも、遠くからアウェーゲームに来たニュージーランドにとって、ちょうど足が止まる時間帯だったという気がしなくもない。この日の勝利に最も貢献したのはこの乾だろう。87分、倉田のゴールにしても、彼のアシストが半分ぐらいあった。もちろん酒井宏も密集地帯でいい場所にボールを落としていた。倉田のヘディングには、いない筈の岡崎がいると思った。
 一方で杉本と浅野は存在感が無かった。特に孤立するばかりだった杉本はサバイバルのなか、厳しくなったかもしれない。

 ニュージーランドは好チームで勝つまで日本は苦しんだ。大陸間プレーオフでも良いサッカーをするだろう。南米5位が日本よりも弱かったらニュージーランドが勝つに違いない。それは恐らく、日本と現在の南米との力量を測るものさしにもなるだろう。

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