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zoom RSS 日本2−0オーストラリア(生観戦) 素晴らしい試合でW杯出場決定

<<   作成日時 : 2017/09/01 22:30   >>

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 試合前、午前中に降った雨はとうに止んでいたが、曇天の下で北風がひゅるひゅると入り込んでいた。公式記録では気温22.0℃。さて、この天候はどう働くだろうか。日本人はオーストラリア人と違って日本の蒸し暑さに慣れている。だから、暑い方が有利な筈だ、そう思う人もいるだろう。だがそう単純なものだろうか。相手よりも走ることを特徴とするチームならば、涼しいほどより走れるわけだから気温は低いほうがいい。それにイラクの猛暑で苦しんだ日本代表の姿は記憶に新しい。さらに古いことを言えば冬の南アフリカW杯で日本はベスト16。ドイツW杯でオーストラリアに敗れた一戦は猛暑の一日だった。日本の夏らしくない埼玉スタジアムだったが、それが案外日本に有利に働くかもしれない。
 観客数は59492人。
 イランの審判団。ありがたいと思った。ペルシャ人の審判であれば、アラブ人のサウジアラビアにあえて有利な笛を吹こうとはしないのではないか。

 日本
GK: 川島、DF: 昌子・長友・酒井宏・吉田、MF: 井手口・蛍・長谷部、FW: 乾・大迫・浅野

 本田も香川もいない。途中出場ばかりの海外メンバーは外したか。乾の好調さは聞いていたし、井手口はG大阪で素晴らしいプレーをしているから意外ではなかった。ただ、浅野はどうか。足を生かしたジョーカー起用ならともかく先発とは、と驚いた。

 オーストラリア
GK: ライアン、DF: スピラノビッチ・セインズベリー、MF: スミス・ミリガン・ルオンゴ、FW: レッキー・クルーズ・トロイージ・アーバイン・ロギッチ

 控えのケーヒルのところでブーイング。代表戦だけ見ている人はケーヒルしか知らないのかもしれない。
 横浜Mのデゲネクがベンチスタート。彼は、日本には「我々に勝ってほしいと思う人もいる」(日刊スポーツ)と言ったらしい。それはあれか。ハリルホジッチが辞めないと齊藤学が代表になれないと言っているのか?

 試合開始。

 オーストラリアが出だしからガンガン前から来たら嫌だな、と思っていた。しかしオーストラリアは慎重な立ち上がり。助かった、と思った。日本がこの試合で引き分けることには意味がない。しかしオーストラリアは次戦がタイだということを思えば、この試合は引き分けでも充分である。まず失点を避けようというところがあるのだろう。
 私の席はメインアッパー二階席のアウェー側。ゴールラインの外側だ。一番見やすい選手は右サイドウィングの浅野ということになる。この浅野がよくなかった。周囲と合わない。パスされたボールが彼の横を通り過ぎてしばしばタッチを割った。他に良くなかったのは長谷部。4-1-2-3の日本は長谷部がアンカーなのだが、ミスパスが時々あって日本を危機に陥らせていた。
 他は通常通りないしは通常以上。昌子はアラが見えず、酒井宏の上りは効果的、井手口は攻守に効いていて、乾のドリブルは脅威、大迫のキープも有効だった。
 オーストラリアはあくまで繋ごうとしてロングボールを蹴ってこない。ポゼッションはオーストラリアのほうが上なのだろうが、その3バックはボールを前に送るのに苦労していた。と、安心していたらレッキーのシュートがポストを叩いた。油断禁物。
 
 長谷部は不調でも替えが効かない。だが浅野は後半頭からでも代えてくれないか、などと考えていた41分、その浅野がヒーローになった。長友の左からのクロスに裏へと飛び出した。フリーの浅野は来たボールを難なく流し込んだ。日本先制。録画で見直したら浅野に抜け出されたスミスが木偶の棒に見えた。
 観客席はどうだったかって? それはもう大騒ぎさ。
 前半は1-0でそのまま終了。ハーフタイムにプロ野球の経過を気にしている人がいた。これも代表戦らしい。

 後半は頭からオーストラリアがガンガン来るかな、と思ったら日本の動きの方が良かった。と油断していると吉田と川島の連携が悪くトロイージにシュートを打たれそうになった。川島が抑えて胸をなでおろした。
 プレースキックは全て井手口が蹴った。かつて俊輔がコーナーキックが蹴っていた頃はCKの度に観客席からフラッシュがパカパカ焚かれたものだ。だが井手口のCKにそんなことはない。まだ彼はそれほど知られていないのだ。
 70分、オーストラリア、ロギッチに代えて天敵ケーヒル。場内ブーイング。人気者だ。見ると他のオーストラリア選手よりも明らかに背が低い。身長で点が取れるというものではない。
 オーストラリアは時々日本のペナルティエリア内に入ってくる。しかし日本は二重三重のカバーが効いていてボールが入ってくると掻き出してしまう。
 76分、小気味いいドリブルとシュートを再三見せていた乾に代えて原口。
 このあたりの時間帯が一番緊張感があったと思う。日本は最終予選ですべて先制しているがウノゼロで終わったことは一度もない。次の1点はどちらに入るのか。
 80分ごろ、タッチから出たボールを巡ってハリルホジッチ監督が審判に猛抗議した。やめてくれ、退席になったら? この試合、もし勝てなかったらサウジアラビア戦で誰が監督をするのだ。幸い退席にはならなかった。

 82分、原口からボールを受けた井手口が左サイドからカットイン、ドリブル後に右足シュート。これが決まった。日本2-0。
 場内スタンディングオベーション。W杯出場を確信した瞬間だった。
 その後、大迫に代えて岡崎。守備に走り回ってそのたびに喝采。さらに浅野に代えて久保。本田と香川は最後まで出て来なかった。
 オーストラリアはアディッショナルタイムに入ってもロングボールを蹴ってこなかった。有難い。
 そのまま試合終了。日本勝利。

 勝った。その瞬間、自分の胸に去来したのは喜びよりも安堵感だった。
 良い試合だった。思い返せばタイ戦など4-0で勝ったはいいが酷い試合だった。他に良かったのは昨年のサウジアラビア戦か。この代表は相手が強いほど良いサッカーをするらしい。

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