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zoom RSS サウジアラビア2−2オーストラリア 長所も弱点もあるオーストラリア

<<   作成日時 : 2016/10/08 20:42   >>

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5分、サウジアラビア、ゴール右のゴールライン近くからゴール前にボールを戻し、一人飛ばしてアル・ジャシムがゴール。
45分、オーストラリア、コーナーキックからセインズベリーのヘディング。
71分、オーストラリア、右サイドからクロス、ファーサイドでユリッチが合わせる。
79分、サウジアラビア、ゴール左のゴールライン近くからゴール前にボールを戻し、流れた所でシュート、ゴール前でアル・シャハラニがコースを変える。

 以上が得点場面である。次の対戦相手、オーストラリアとどう戦うかという視点で見ていく。
 まず、サウジアラビアの2得点に似た所があるのに気がつくだろう。まずオーストラリアはゴール近くで裏に抜けだされている。そして狭いエリア内で人が密集している中でマイナスのボールを通されてゴールを奪われている。
 オーストラリアの選手達は体の縦も横もでかい。単純なハイボールは弾き返される。だがその代わり俊敏性がない。咄嗟に体を寄せる、足を瞬時に出すというのが苦手だ。だから人数が揃っていても瞬間的なボールの動きにはただのウォッチャーになってしまう。
 ゴール前での俊敏性、日本選手なら良い時の香川が一番だ。ただ、香川はこのところ試合に出ておらずイラク戦でもベンチウォーマーだった。ならば原口か。イラク戦の先制点、清武がボールを入れて原口がゴール前に入ってくるような攻撃はイラク以上にオーストラリアには効果的だろう。

 一方でオーストラリアの攻撃。でかい体を利したヘディングは相変わらず脅威だ。セットプレーではしっかり体をつけて相手の動きを制限しなければならない。それから、誰が誰をマークするのか、という点は整理しておく必要がある。
 ただ、オーストラリアは従来の単純な放り込みチームではなくなっている。繋いだ上での裏狙い、あるいはサイドからのクロスが攻撃の主体となっている。若返りが進んで走行距離も長くなった。繋いで運ぼうとする相手からどこでパスを分断しどこでボールを奪うか。それを考えなくてはならない。一般論ではサイドに追い込んで数的有利を作るのだろうが、それにはスカウティング、選手間と意思統一と集中力が欠かせない。
 攻撃でも守備でも、勝敗は一瞬のディテイル、ちょっとしたこと、で決まるだろう。
 オーストラリアは強敵だが弱点もある。UAE戦で敗れてから日本代表には悲観論が多い。しかし、オーストラリア-日本戦はなかなか好勝負になるだろうと私は睨んでいる。

 ひとつ書き忘れていたことがある。
 ケーヒルは元気だった。

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