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zoom RSS G大阪2−3広島 緊張と興奮の90分+α

<<   作成日時 : 2015/12/03 20:39   >>

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 素晴らしい試合だった。
 私はCS廃止論者であるが、素晴らしい試合であったことは間違いない。

 先制点が入るまでは堅いサッカーだった。
 どちらも点を取られたくない。特に、カウンターを警戒していた。自分たちがボールを持っていても、相手がボールを持ったら瞬時にブロックを築けるような、後ろに重心を置いた戦いをしていた。
 どちらもビルドアップ能力が高い。プレスをかけられても前には運べる。しかしラストパスやクロスがなかなかゴール前に入れられなかった。

 こうした中で点を取るにはよほどの個人技がいる。そうした個人の力を両軍の中でもっとも持っているのは宇佐美だ。しかし、もともとスタミナのない宇佐美は一年間、山ほどの試合に出場してまるっきりキレをなくしてしまっていた。
 一方の広島。得点源のドウグラスもG大阪の網にかかっていた。ワッタッチゴーラーの寿人にはたった一度しか好機が訪れず、そのヘディングシュートも入らなかった。

 正直、G大阪に先制点が入るまでは、スコアレスドローになるのではないかと想像していた。
 先制点をもたらしたのはよほどの個人技ではなく、信じ難いミスだった。元甲府の佐々木がバックパス、それを森崎和がスルーした次の瞬間には、G大阪の長沢がボールをかっさらっていた。千葉が自分にパスしろと森崎和に声をかけたら、森崎和は千葉の声がしたからとスルーしたらしい。なんという単純な連係ミスか。もちろん、好機を虎視眈々と狙っていた長沢も称えられるべきであろう。

 ここから試合が動いた。広島は前がかりになった。すでに寿人に代わって入っていた浅野がその瞬発力でG大阪ディフェンスの中に何度も切り込んでいた。69分、藤春に抑えられていたミキッチに代わって元甲府の柏が入った。
 80分、その元甲府の柏が打ったシュートがミスキックとなってドウグラスを直撃した。ドウグラスはその卓越した身体能力をもってそのボールをゴールに叩き込んだ。

 点を取った直後は危ない。喜びすぎると心理に穴が空く。G大阪の反撃。こぼれ球に今野が反応したのに対し、広島ディフェンスは対応が遅れた。林にはシュートを打つ今野が見えなかったようだ。81分、再びG大阪リード。

 そこから試合は動きが落ち着いたように見えた。この時点ではG大阪が勝つと思っていた。
 ジェソクの退場がなければどうなっていたか。それは意味はないが興味深い問いだ。さて、清水はジェソクの性格を知っていてしつこく絡んでいったのか。清水が突きとばされて倒れた時、私は2011年アジア杯オマーン戦の松井を思い出していた。さて、清水はあの時の松井のように老獪な選手だっただろうか。
 G大阪が勝つにはあと4分+αを守りきればよかっただけなのだが、ここから明らかに流れが広島側に傾いた。ここで勝ちきれないということは、まだG大阪には心理的に足りないものがある。
 そして91分に元甲府の佐々木、96分には元甲府の柏が得点し逆転した。さて私は元甲府と何回書いただろう。

 緊張と興奮の素晴らしい試合だった。
 視聴率は7.6%という。760万の視聴者はこの試合を見て来年Jリーグのリピーターとなってくれるだろうか。
 私は懐疑的だ。Jリーグの優勝争いを楽しむならCSだけ見ればいいのだから、CSのリピーターになってくれるだけではないだろうか。

 ついでにもうひとつ。
 TBSがCS決勝とだけ言って、CSのレギュレーションもこの試合の次に第二戦があることも説明しなかった、と話題になっている。
 選手や監督が、目の前の試合に勝つことしか考えていない、と言ったら好意的に受け止められる。
 さて、テレビ局が、目の前の視聴率のことしか考えていない、と言ったらどう思われるだろうか。

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