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zoom RSS 神戸2−1松本 山雅のフラクタルな試合

<<   作成日時 : 2015/11/10 18:47   >>

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 ここでフラクタルという単語は、部分と全体が似たような形をしているという意味で使っている。
 まず、この試合自体が松本山雅の今季に多く現れた試合展開だった。
 もうひとつ、この90分が今年の松本山雅の一年間をなぞっているようでもあった。

 松本はほとんどの時間帯で神戸を凌駕していた。
 42分、阿部吉が難しいヘディングシュートを決めて先制した。
 後半途中まで何度も2点目の好機があった。しかし、2点目が取れない。

 後半、松本の足が止まった。
 松本の練習がぬるいからではあるまい。個人技術に劣る松本は、ある程度の無理をしなければ攻撃が出来ないし、ある程度の無理をしなければゴールを守れない。つまり神戸以上に走らなければ神戸と対等に戦うことは出来ない。だから試合途中で走れなくなる。
 走れなくなればゴール前に張り付くことになる。それで相手の攻撃を呼び込んでしまう。ゴール前に張り付いても走れなければボールも相手選手も追いかけることが出来ない。そして相手のほうが松本よりも決定力がある。点を取られるのは時間の問題である。そしてその時間は90分以内に訪れる。
 85分に同点。93分に逆転。こんな松本の試合が今年何度行われただろう。

 1stで松本はまだ15位に留まっていた。そして2ndに16位に落ちた。一般にJ1昇格チームはシーズン前半のほうが分がいい。相手が上がってきたクラブを知らないからだ。しかし、充分なスカウティングを行えば、地力のあるほうが優る。
 この試合も松本は前半に勝っていたが後半にひっくり返された。そうした意味でも一年間を90分で表したかのようだった。

 今季はJ2に落ちた。しかし恐らく、松本はまたJ1に上がってくる。それを何年後と予想することはできないが。
 資金、松本でのサッカーの浸透度、クラブの体制、さまざまなものが松本にはまだ足りない。
 だが、このクラブにはサポーターがいる。このアウェー神戸戦でも多くの観客が松本から訪れた。これが松本山雅最大の財産だ。
 その観客が、何年後にか再び、松本山雅をJ1に押し上げるだろう。それほど遠い未来ではあるまい。

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