折り返して逆サイド

アクセスカウンタ

zoom RSS 大宮2−0C大阪 大宮の残留力とはなんだったのか

<<   作成日時 : 2014/12/07 20:32   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 1

 C大阪はカカウと扇原が出場停止。特に扇原の展開力が無いのは大きかった。中盤で大宮が優位に立ち、決定機の差でC大阪を凌駕した。ともに守備力に不安を抱えておりスリリングな試合になったが、決定機の差がそのまま得点の差になった。大宮が勝てる試合で勝てた。
 しかし、清水が甲府と引き分けた結果、勝ち点1差で清水が残留し大宮が降格した。

 さて、大宮アルディージャは2005年の昇格以来、毎年残留争いをしていた。その中で、もっとも苦戦したのが2007年であろう。最終節に川崎Fと引き分けて15位と残留を決めた。この年には、甲府と横浜Cが自動降格。16位の広島が入れ替え戦で京都と争い、敗れた広島が降格している。
 大宮と広島の残留争いの分水嶺となったのが第29節、直接対決の大宮-広島戦である。この試合を1-0で制した大宮は17位から16位に上がり、広島はその大宮と勝ち点2差の15位となって残留争いの泥沼に引きずり込まれた。この試合を私は見に行っている。
 ここで紹介したいのは、この試合での大宮のメンバーだ。

GK江角、DF村山、レアンドロ、冨田、波戸、MF小林大、小林慶、片岡、主税(69平野)、FW森田(78若林)、デニスマルケス(86斉藤)

 真ん中より後ろはともかくとして、誰が点を取るのだろうというメンバーだった。この年の大宮は得点ランク30傑の中に誰も顔を出していない。この年の大宮は24得点40失点。得点は17位、失点は7位。明らかに大宮は守備力には優れていたが得点力のないチームだった。
 なお、16位の広島は44得点71失点である。得点も失点も大宮の倍近くあった。

 では、今年の最終戦、C大阪戦のメンバーを見てみよう。

GK清水、DF今井、横山、高橋祥、北斗、MF金澤慎、和田、家長、橋本、FWムルジャ、ズラタン

 得点ランクではムルジャが17位9点、ズラタンが23位7点、高橋祥と家長が30位6点。30傑に3人いる。
 チームの総得点は42点で9位、失点は60点で16位。攻撃力には優れていたが、守備力のないチームだった。2007年と全く逆だ。

 優勝争いをしようというのなら、勝ち点3を狙わなければならない。それには攻撃力が必要だ。
 だが、残留争いに優位なのは守備力の方だ。勝ち点1を確実に取り、あわよくば勝ち点3を狙う。大宮は伝統的にそうしたチームだった。少なくとも一昨年までは。それが大宮の残留力だった。
 ところが今年の大宮は勝ち点3を取りに行って、敗れて勝ち点1も取れない、そんな試合を繰り返した。
 大宮の残留力とは守備力だった。このクラブの伝統を失うと同時に大宮は残留力も失ったのだ。

 2007年途中から大宮を率い残留に導いた佐久間悟監督は、現在、ヴァンフォーレ甲府でGMをしている。
 甲府は2007年に33得点65失点17位で降格した。あの頃の甲府には守備力が無かった。
 今年の甲府は27得点31失点。堅守のチームに変貌して13位となり残留に成功した。大宮の残留力は、いま甲府に受け継がれているのかもしれない。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
残留力N。
素晴らしいことば。
目からウロコ。
ありがとうございます。
大宮
2014/12/07 21:29

コメントする help

ニックネーム
本 文
大宮2−0C大阪 大宮の残留力とはなんだったのか 折り返して逆サイド/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる