折り返して逆サイド

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zoom RSS 徳島0−2C大阪 小林リアリズム

<<   作成日時 : 2014/03/11 18:47   >>

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 徳島ヴォルティスは昨年J2で4位。プレーオフを勝ち抜いてJ1に昇格した。何らかの特長があって昇格した筈である。
 しかし、J1各クラブは徳島から見れば強豪ばかりだ。徳島はレベルの高い選手がたくさんいるわけではない。J1で生き残ろうとするなら、徳島の特長を生かしたサッカーをより鮮明に実現しなければならない。
 一般にサッカーでレベルが低い側が高い側に勝とうとするには大きく分けて二つの方法がある。ひとつは相手にプレッシャーをかけ、相手よりもより長く走って攻め勝つことだ。もうひとつは引いてスペースをなくして相手の攻撃を封じ、どうにかして点を取って守り勝つことだ。
 だが、徳島はそれほどハードワークしているわけではないし、ベタ引きして守りきろうとしているわけでもない。それならどうやってJ1で戦おうとしているのか。そもそも徳島の特長とは何だろうか。

 リアリズムかな、と思う。
 サッカーでは南米リアリズムという言葉がある。トヨタカップで欧州クラブを相手にした南米クラブが、相手にボールを支配されつつ勝った時などにそう言われる。
 徳島にブラジル選手はいるがサッカーのスタイルは南米らしくはない。いや、南米っぽさを称してここでリアリズムと言ったのではない。
 ここでリアリズムという言葉は次の意味で使っている。要は自陣のゴールを割らせないで敵陣のゴールを割ればいい。理屈はそこから降りてくる。前からチェックしてボールを奪いましょうとかパスを繋いでビルドアップしましょうとか、そういう方針が最初にあるサッカーではないということ。
 例えばドゥグラスにヘディングシュートを決めさせることを考えよう。そのためにはボールをサイドの奥に運んでクロスを入れないといけない。だがそのためにはただボールを長く蹴るだけではだめで、誰かがクロスを打てる場所にボールを持って入って行かなければならない。だが、ボールをディフェンダーが奪った時にセレッソがプレスにくるからなかなかボールを運べない。だがそこで単純に長いボールを蹴ってしまわないで、ディフェンダーにかけられたプレスを何とかかいくぐればそのあとのチェックは緩いからそうすればサイドの奥まで行けるだろう。そんなサッカーをやろうとしていた。
 小林リアリズムとでも言うべきものだ。

 さて試合。山口のあまりにも綺麗なフリーキックが決まった。泡を食って動揺した徳島ディフェンス。右サイドで小暮がぶち抜かれ千代反田のオウンゴールを誘発して2失点目。2点を取られては徳島の得点力では厳しい。ここで勝負は90パーセント決まってしまった。
 ただ後半落ち着いた徳島は無駄に前がかりになることはなかった。1点を取られないように1点をまず取るという自分たちのサッカーを取り戻した。それで互角以上にC大阪と戦えた。点は取れなかったが追加点も取られなかった。
 次の試合ではそれが90分やれれば、と言うのは簡単だ。しかし、今後徳島はJ1の上位クラブと次々と当たるらしい。彼らはそう簡単に徳島らしいサッカーを90分やらせはしないだろう。ただ、原点を思い出したようなので徳島もそう簡単にやられはしないかな、と予想する。

 徳島がJ1に残留できるかどうかはとりあえず置いておく。私は小林リアリズムのこの一年を注視していきたい。結構、サッカーの何ごとかを勉強する、良い機会になるのではないかと想像されるのだ。

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