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zoom RSS 大雪に思うのは秋春制

<<   作成日時 : 2014/02/11 07:35   >>

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 先週末は私の住む山梨県でも大雪になった。
 都会では、というか、滅多に雪が降らない所では、5センチ降ってもおおごとだ。雪道の歩き方を知らない人は雪道で簡単に転ぶ。転んで怪我をした人がたくさんいたとニュースになる。
 転ぶことそれ自体よりも、滑って転ぶことに慣れていないことのほうが問題かもしれない。転んだ時に、ちょっとした受け身、あるいは手のつき方の違いで、擦り傷か骨折かが分かれるものだ。都会で滑って転んで大怪我に至るニュースが多いのは、滑って転んだ経験が少ないからでもあるだろう。
 雪の降る土地では雪で滑って転ぶ体験を子供のころからたくさんすることになる。そうした経験から雪道での歩き方を学んでいくのだが、同時に雪道での転び方も学んでいるのだ。

 私がかつて住んでいた宮城県の平野部と、山梨県でいま住んでいる場所は、雪に関して似た所がある。ともに太平洋側で雪国ではないが、冬に数回、積もる程度の雪が降る。そうした土地に暮らせば雪道の歩き方ぐらいは覚える。
 ドライバーなら雪道での運転の仕方も学ぶようになる。急発進、急ハンドル、急ブレーキを雪道では自然に避ける。なにより、ノーマルタイヤで雪道を走ることが無謀だと理解する。
 雪の降らない土地ではノーマルタイヤで雪道を走ることが無謀だということを知らない人がいる。そうした人は普段の道なら大丈夫と思って車を動かし、車が動かなくなって乗り捨てる羽目になる。

 ただ、そうした雪道の歩き方、雪道での運転方法など、個人の力でカバーできることには限界がある。
 私の経験だと運転技術でカバーできるのは積雪15〜20センチくらいまでだ。それを越えるとインフラの整備が必要になる。雪を効率的に除去できなければ車が走れない。
 除雪車、融雪剤、消雪パイプ、公的な雪の捨て場所。そうしたものを常時保持し適切に使用するには人・物・金が必要だ。
 それらの人・物・金がない土地で大雪が降れば交通がマヒするのは当たり前だ。しかし滅多に雪が降らない土地で、そうしたインフラを整備しようという人は少ない。滅多に使わないものは無駄と判断されるわけだ。

 それでサッカー、いわゆる秋春制の話。
 欧州で春秋制移行をという意見の有力者がいるものだから、いまのところ日本で秋春制移行の動きは沈静化している。それはそうだが、これは状況が変わればいつでもぶり返す話でもある。
 雪国で冬にサッカーをするには、インフラが必要だ。練習場、試合会場、観客席、駐車場、動線の確保。それぞれに対応したインフラ、つまり、人・物・金が必要だ。
 周囲には1メートル以上の積雪があるが、練習場ではいつでも青々とした芝を見ることが出来る。そういう環境を作らないといけない。

 私は秋春制反対論者ではない。雪国でそうしたサッカーが出来る方法があるのなら、秋春制でもかまわないと思っている。ただ、そのための人・物・金を用意できそうな気がしない。だから無理なんじゃないかと考えている。
 そうした環境が作れますよ、しかも興行として成り立ちますよ、と雪国の人が言うなら反対する気はない。
 
 わたしはスキーをする。だから、雪国の冬に今回うちの近所に降った程度の雪が、常時降り積もっていることを毎冬ごとに目にしている。
 あれだけの雪が常時ある土地で、それでも出来るサッカーというものが、ある気はしないのだ。

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