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<<   作成日時 : 2014/01/17 18:11   >>

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 先日、サッカー観戦と闘争心についての話を書いた。闘争心が減退した世の中ではそもそもスポーツ観戦自体が必要とされないのではないか、という仮説だ。
 もうひとつ、仮説を考えている。テレビ観戦という行為自体についてだ。
 そもそもスポーツに限らず、テレビ自体が見られなくなっているのではないか。
 今の世の中にはネットもスマホもある。テレビなど見なくても暇つぶしには事足りるということだ。

 いやいや待て、と思われるかもしれない。テレビ自体が見られなくなっているということはない。昨年はテレビドラマ復権の年だった。あまちゃん、あるいは半沢直樹。いずれも高い視聴率を叩き出した。面白いドラマがこれだけ見られているのに、テレビ観賞自体が減っている、と十把一絡げにするのは間違っているのではないか。
 そう、昨年はテレビドラマが話題になった年だった。面白いドラマには需要がある。その通り。しかし、面白くないドラマはどうだった? 昨年は、面白くないドラマの低視聴率が話題になった年でもあった。ゴールデンタイムでありながら10%を切ったあの作品、この作品などなど。
 つまり、することがなく漫然とテレビを見ている視聴者は減ったのだ。面白いドラマは見てくれる。しかし、面白さが微妙なドラマは違う。かつては15%程度の視聴率を取れた質のテレビ作品でも、今は10%取れるかどうかも怪しいということではないか。

 ここで映画が来た道を思い出してみよう。かつて映画は娯楽の王様だったが、王座をテレビに譲って久しい。しかし傑作の映画は現在でも需要がある。映画館が一杯になることは今でもある。しかし、そうでない映画は? 中途半端な面白さの映画はかつてよりもはるかに観客を集めにくくなったのではないか。映画製作はリスキーな投資だ。
 同じ道をテレビも歩んでいないか。

 そこへスポーツ番組である。
 スポーツ番組とはどんなものか。スポーツは筋書きの無いドラマだ。筋書きが無いということはどういうことか。面白いか面白くないか、そのスポーツを最後まで見届けないとわからないのである。
 ロスタイムに逆転劇があるよ、などと誰も教えてくれない。
 クドカン脚本だから面白いんじゃなぁーい? 堺雅人が出るなら見てみよう。虚渕玄の脚本なら絶対に主人公が悲惨な目に会うよね。
 そんな信頼も実績もスポーツ番組には無い。この日28メートルのフリーキックを俊輔が決める予定、などと誰も言ってはくれないのだ。
 そんな面白いかどうかわからないスポーツが、どんなに面白いかすでにわかっている、たとえばパズドラと戦って勝てるのか?

 筋書きがないからこそスポーツは感動を生むとされてきた。しかし、筋書きの無さは、同時にスポーツの弱点でもあるのだ。

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