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zoom RSS 名古屋3−2柏、F東京2−1湘南

<<   作成日時 : 2013/11/28 19:56   >>

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名古屋3−2柏 プロの矜持

 名古屋も柏も、優勝はおろかACL争いにも届かず、残留争いとも離れた中位にいる。
 しかし、名古屋のストイコビッチ監督も柏のネルシーニョ監督も、真剣に勝ちに行くと語っていたそうだ。それがプロだ、と。
 プロとはなんであろう。
 それは金を払ってくれる相手に対して責任がある、ということだろう。サラリーマンなら雇っている会社に対して責任がある。八百屋なら大根を買ってくれる客に対して責任がある。サラリーマンはサラリーに見合った仕事をしなければならないし、八百屋は大根の値段にふさわしい大根を提供しなければならない。
 サッカーのプロであるということは、金を払った観客に対して見る価値のあるサッカーを提供することだ。サッカー場に来た観客ばかりでなく、テレビで見ている観客に対してもだ。なぜなら、放映権料やスポンサー料は、テレビ局や企業が払ったものであっても、間接的に視聴者が払っているものだからだ。

 この試合は、プロのサッカーゲームだった。
 名古屋の選手も柏の選手も、懸命に戦った。試合中に脛をゴールポストに強打して裂傷を負った田中隼磨、すでに今季限りの退団が発表されている彼は、応急措置のみで試合に復帰し、86分プレーした。
 攻守の切り替えの激しい、スリリングなゲーム。決定機は名古屋に多かったが、外したシュートもまた名古屋に多い。90分を経過して得点は2−2の同点。
 けりをつけたのは、ダニエルだった。途中交代で72分からプレーしていた彼は、通常のディフェンダーではなくボランチとしてプレー。終了間際に上がっていき、ドリブル後にボールを玉田に預け、玉田からボールを受けると左足を一閃。シュートはゴール右隅に突き刺さった。
 ダニエルは甲府で三年プレーしたからよく知っている。それにしても、

 ダニエルにプロの矜持を教わるとは思わなかった。


F東京2−1湘南 湘南は湘南サッカーに殉ず

 曹貴裁湘南監督は、ハードワークでボールを奪い、奪ったらゴールを取りに行くサッカーをJ1でも一年間続けてきた。
 J1に生き残れるか、という面で言えば、それはうまくいかなかった。卓越したストライカーがいないから、攻め込んでもなかなか得点を取れなかった。それでもゴールを取りに行くことで、カウンターを浴びて失点を繰り返した。
 一方で、ハードワークと攻撃、というコンセプトは、見て面白いサッカーを提供した。それはうまくいった。湘南と対戦した多くの敵サポーターが湘南のサッカーを賞賛し、ぜひJ1に残ってほしいと感想を残したことが、それを証明している。
 だが、湘南はこのサッカーで勝てなかった。昇格は出来ても残留は出来なかった。
 つまり、湘南は湘南サッカーに殉じたのである。
 不運がひとつある。J1各クラブは昨年、鳥栖サッカーを体験していた。鳥栖と湘南とは若干タイプは違うが、少なくとも昨年の鳥栖を見ていれば今年の湘南のハードワークに驚くことはない。さらに湘南は、豊田がいないぶんだけ鳥栖よりも与しやすい。

 ハードワークは曹監督就任以前から湘南が掲げるコンセプトである。このサッカーを続けるのだろう湘南は。そして魅力的なサッカーを続けていれば、やがて観客が増えるしスポンサーも現れるだろう。そう信じて続けていくのだろう。
 湘南はJ2に落ちてもこれをぶれずに、この困難な目標を掲げ続けるだろう。

 またいずれ湘南はJ1に上がってくる。その時は優れたストライカーも連れて上がってくることを、つまり、今度こそ残留可能なクラブになることを、私は望んでいる。

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