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zoom RSS 2ステージ制でJリーグの物語性は失われる

<<   作成日時 : 2013/05/16 21:33   >>

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 Jリーグが2ステージ制の復活について検討しているそうだ(朝日新聞)。リンクした朝日新聞には「復活の方針」とある。少なくとも朝日新聞は復活させたいのだろう。
 視聴率が取れることを見込んで、広告代理店あたりが強く推しているのではないか、とも想像される。

 私は2ステージ制は嫌いだ。
 良いか悪いかではない。べきかべからずかでもない。その結果観客が増えるのか減るのか儲かるか儲からないか、でもない。
 とにかく嫌いだ。だからそんなものはやめてもらいたい。
 J2の3〜6位で行われるプレーオフも嫌いだ。プロ野球のクライマックスシリーズも嫌いだ。古いことを言えば、パリーグの前期後期制も嫌いだった。
 なぜ嫌いなのか。
 物語性が失われるからだ。

 私はJリーグに物語を求めている。
 一年を通した物語だ。
 昨シーズンの悔恨と歓喜を噛みしめながらすごす冬。名選手の引退、新人の加入。海外に旅立つ者あり帰国する者もあり。さまざまな移籍選手の動向に一喜一憂するオフシーズン。やがてキャンプが始まる。漏れ聞こえるプレシーズンマッチの結果。
 そして春。開幕。そこかしこで桜が咲く頃には、スタートダッシュに成功したクラブ、失敗したクラブともう明暗が分かれる。中断期間を経て訪れた夏。ビールを飲みながら見た、汗だくで走る選手達。そして歓喜と焦燥の交差する秋。白熱する優勝争いと残留争い。それはやがて最終戦へと収斂する。
 6クラブに優勝の可能性のあった混戦の年があった。最終節までふたつのクラブが争った年があった。あと一勝が出来なくて涙を飲んだクラブがあった。何試合も残して優勝を決めたクラブもあった。最初から最後まで好調のまま一年を過ごした優勝クラブなど無かった。敗北があり、葛藤があり、やるべき修正と偶然の幸運があって優勝に辿りついた。その裏にはあと一歩届かなかったクラブがあった。
 私が求めているのは、そんな物語だ。
 春夏秋冬、一年をかけて戦い続けた人々の物語だ。

 2ステージ制にはそんな物語はない。
 一年をかけたはずのJリーグが、チャンピオンシップだけで語られてしまう。
 半分の時期だけ本気になって、残りの半分寝ていたクラブでも出場できるチャンピオンシップ。そこにどんな物語があると言うのか。

 2ステージ制になったらJリーグを見るのをやめようか。
 私はそれぐらいに考えている。

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