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zoom RSS 広島4−1C大阪 広島の優勝が意味すること

<<   作成日時 : 2012/11/30 19:25   >>

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 あまり見たくはなかったのだが、仮にもサッカーブログをやっている人間がJリーグの優勝決定試合を見ないわけにはいくまい、ということで試合日より何日も遅れて見た。
 広島の完勝だった。この試合を見る限り、優勝するのにふさわしいチームだ。

 そう言えば今年、広島が圧倒して勝った試合というのをあまり見た記憶が無かった。
 サッカー場で見たのは3月31日のFC東京戦と、11月17日の浦和戦。FC東京戦はFC東京がパスワークで圧倒したもののどうしても点が奪えず広島が1点を守りきった試合。浦和戦は浦和の快勝だった。どちらも広島の強さは感じられなかった。
 ただ、考えてみればどの試合も圧倒して勝つなどというほうが無理ではある。どのチームも勝とうとして真剣になっているのだ。圧倒して勝つ試合の多さよりもむしろ、負けそうな試合で勝ち点を多く拾ってきたから優勝できた、というほうが真実かもしれない。

 広島が他よりも抜きんでて強かったのか、というとそれは違う。一試合を残して勝ち点は61。2011年優勝の柏は72、2010年の名古屋も72、2009年の鹿島は66、2008年の鹿島は63、2007年の鹿島は72だ。今年の広島の勝ち点は低いほうに属する。
 優勝を争ったのも仙台だ。広島と仙台が一位、二位などと事前に予想できた人はいないだろう。
 広島にしても仙台にしても、終盤の頃は千歳一隅のチャンス、などと言われていた。つまり、どちらも優勝候補では全く無かった。

 広島と仙台は、Jリーグの中で資金力に優れたチームではない。広島はJ1で真ん中くらい。仙台は下のほう。いま三位の鳥栖はたぶん一番下。
 選手にかける人件費が高いほど順位は高くなる。これは世界のどのリーグでも見られる普遍的な傾向だ。それと異なることが今年のJリーグでは起きた。どういうことだろうか。
 資金のあるクラブが何か下手なことをしたのか。監督を間違えたとか、監督-選手間や選手-選手間で反目や仲間割れがあったとか、フロント不振が拡がっていたとか。
 浦和も鹿島もG大阪も監督が変わった。広島も変わっていたが広島のサッカーを知っている森保が来て継続性があった。他はどうだったか。
 十分な補強をした筈の大宮と神戸は残留争いに巻き込まれた。あの補強は何だったのか。

 資金のあるクラブがなにか下手なことをして、そのおかげで広島が優勝したのだとすると、はたしてそれはJリーグにとって良いことなのだろうか。発揮されるべき選手の力がJリーグ全体としては発揮できなかったということではないのか。
 いや、決して資金は潤沢ではなくても、在籍している選手の力を充分に引き出せば、資金のあるクラブを凌駕できるということか。
 ただそれは毎年続くことではあるまい。あるいは毎年続くべきことではないかもしれない。優れた選手が沢山いるクラブが優勝するのが普通で、今年は普通でないことが起きた。そんな気もする。

 資金のないクラブの勝利は、もちろん称えられるべきものだ。とはいえ、何か納得しがたいものが残る、そんな一年だった。

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