折り返して逆サイド

アクセスカウンタ

zoom RSS 柏3−1浦和(生観戦) 柏、快勝で優勝

<<   作成日時 : 2011/12/04 13:22   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

 毎年、Jリーグ最終節には、重い冬コートを引っ張りだして、着て行くのが慣例になっている。
 長く続いた雨は、試合時間には上がっていた。南から風が入ってきたのか、気温もここ数日よりやや高めに感じられた。
 浦和美園駅から埼玉スタジアムに向かう道は、年末の上野アメ横かと思うくらい(年末のアメ横に行ったことないけど)人でごった返していた。
 埼スタに着くと当日券はありませんと係員が叫んでいた。
 私の席はメインアッパー席、アウェー側ゴールライン上で、稜線にほど近いというかかなり高い位置。着いた直後に練習が始まったが背番号の識別も難しい。
 埼スタのアウェー側メインアッパー席はたいていホーム客とアウェー客が混交するのだが、この日は柏サポーターばかりだった。柏スタジアムの一万人がそのまま埼スタに来たようだ。
 一方のホーム客もよく入っている。仙台戦では4分の3程度の入りだったゴール裏が満員だ。

 最終節に一方が勝てば優勝、という試合に来たのは二度目だ。あれは2007年の最終節、日産スタジアム、横浜FC-浦和レッズ戦。この試合で勝てば優勝だったACL王者・浦和は横浜Cに敗れ、Jリーグ覇者の座を鹿島にさらわれた。
 あれから4年しか経っていない。4年後のレッズは残留争いにあえいでいた。4年前、こんな未来を誰が予想できただろう。
 一方の柏はJ2から復帰したばかり。今年柏がJ1優勝を争うなどと予見した人も、私の知る限りでは無い。

 浦和
GK: 加藤、DF: 平川・坪井・永田・野田、MF: 啓太・梅崎・リシャルデス・柏木・原口・山田直

 今年の浦和はペトロビッチ前監督とフロント、主に橋本社長が多くの非難を浴びた。
 それをここでは繰り返さないが、このスターティングメンバーを見ても、奇妙な構成だ。
 いわゆるセンターフォワード、ゴール前に張って点を取るタイプがいない。一方で、セカンドストライカーばかりが多い。それでいて、ヘディングの強い長身選手がいない。だからセットプレー時の脅威がない。選手のバランスが悪い。
 これが資金力のないクラブならわかるが、浦和はJリーグで最も選手人件費の高いチームだ。

 柏
GK: 菅野、DF: 酒井宏・増嶋・近藤・橋本、MF: レアンドロ・大谷・茨田・ワグネル、FW: 田中順・工藤

 ベテラン北嶋はベンチ。増嶋は以前甲府にいたが、三年間の京都在籍を経て今年柏に移籍。いいチームに行ったと思う。

 試合開始。

 試合を見てみれば、浦和は山田直のワントップだった。ただ、前に張っているわけではなく、人の出入りが激しい。試合開始当初、柏はこの流動的な攻撃に結構手こずっていた。
 優勝がかかった緊張? それはわからないが、無いほうがおかしい。
 しかし、前半29分、柏の先制点。コーナーキックのこぼれ球がゴール前でごちゃごちゃした後に、左サイドにいたジョルジワグネルの足元に転がってきた。左足一閃。ゴール。
 加藤の両足の間を抜いていたのを知ったのは、家に帰ってからだ。

 これで柏選手達の動きが変わった。
 戦術が変わったのではない。ボールを追いかけるスピード、スライディング時の伸ばす足の長さ、一人一人が一歩ぶん多く走るようになってきた。
 浦和は柏の動きを止めようがなかった。
 前半38分、コーナーキックからまた柏に点が入った。ゴール前に人が多くて誰のシュートかわからなかった。アウェーゴール裏のコールから橋本が決めたと知った。
 その後も柏が圧倒して前半終了。

 後半開始。後半途中で、入場者数54441人と発表あり。日が落ちて寒くなってきた。

 浦和は山田直から原に交替。
 前半とは柏の様子が違った。浦和の動きを、観察しているような感じになった。
 二点差あるし、確実に勝とうとしたか? だが、前半8分、平川の斜め後ろからのクロスに、柏木がディフェンダー二人の間にうまく入り込み、ヘッドで合わせて一点返した。まるっきりフリーだった。
 その後は、はて、どちらが点を取るのか、という展開になってきた。概ね柏の攻撃のほうが迫力はあるのだが、浦和の攻撃もスピードがあって油断がならない。原口のドリブルも切れていた。柏にとってはハーフタイムが無かったほうが良かったんじゃないか、とも思った。
 と、そこに後半31分、浦和のGK:加藤がやってもうた。
 その数分前、加藤は澤のシュートをスーパーセーブで弾きだしたばかりだった。その結果としてのコーナーキックから、クリアボールを茨田がミドルシュート。ワンバウンドしたボールを難なく取るかと思ったら、イレギュラーでもしたのか、取り損ねてゴールに入ってしまう。
 もし小島解説者だったら、
「試合前に降っていた雨の影響もありますし、ああしたワンバウンドのボールは難しいんですよ」
とでも加藤を庇ったところだろうか。

 センターサークルに向かう浦和選手達の背中に、「落胆」が見えた。

 ほどなくして試合終了。
 柏サポーターが爆発したように大喜び。
 私の席の周囲は全員立ちあがって前が見えない。自分も立ちあがって拍手した(TPO)。
 芝の上では歓喜の輪、胴上げ、サポーターへの挨拶、セレモニー、チャンピオンフラッグ、銀の皿、記念撮影、またサポーターへの挨拶。
 選手が去るまで見届けて、私も柏サポーターと共に席を立った。

 その後の浦和のセレモニーは途中までしか見ていない。
 橋本社長の挨拶には、これまで体験したことのない、大音量のブーイングがあった。
 社長が何を言ったのか聞き取れなかったが、辞めるとは言わなかったようだ。

 浦和美園駅までの道は柏サポーターでごった返していて、年末のアメ横よりも混んでいるのではないかと思った。
 黄色い人たちは、みな幸せそうだった。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
柏3−1浦和(生観戦) 柏、快勝で優勝 折り返して逆サイド/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる